青汁の成分いろいろ

青汁は、その知名度が上がる前は、ただ緑色の栄養価が高いとされる野菜を搾った”だけ”のものでした。

したがって、青汁の”味”についてはほとんど問題にされなかったと言うか、「まずいから健康にいい」くらいの、つまりまずさが長所であるという捉え方をされていたようです。

青汁は、主に九州地方の、ごく限られた人たちが愛飲していたとされるだけに、「もっと飲みやすくすれば広まるのに」という考えも、なくはなかったようですがそもそも広めようという動きもなかったわけです。

だからこそ、自社の商品を「マズ~イ!」と言わせるCMを作るなど、開き直りとも独りよがりとも取れる状態から、青汁の全国販売は始まりました。

案の定、青汁は、あからさまにその”まずさ”のゆえに敬遠もされました。
そこで、遅ればせながらと言うべきか、”味の研究”が盛んになっていきます。

青汁の味、つまり飲みやすく誰にでも続けられるような味、その実現のためには、まず原材料の吟味を避けて通ることはできません。

お菓子や普通の食品なら、甘い味をたっぷり混ぜ込めば美味しくなります。
が、それでは「青汁」、健康に良い飲料としては、皆用いなくなってしまうことは初めからわかっていました。

素材の味をそのままに、かつ飲みやすいという味の実現は、易しいものではなかったのです。

そこで、まず主成分は、なるべく苦味、くせ味のないもの、という基準で選ばれていきました。

● ケール
● 大麦若葉
● 明日葉

上の3つが、多くの青汁製品の主成分として使われています。
いずれも栄養価が高く、生命力にあふれ、苦味や独特の臭いが少ないものですね。

実は案外ありふれた野菜類ですが、唯一、麦の葉を食べるという習慣は普通はないですね。

ただ、麦は葉野菜(青菜)類と違って頑強で生育も早く、また狭い畑で大量に収穫が可能なため、大麦若葉を主成分にする青汁は、シェアを伸ばしています。

なお、青汁の各主成分、副成分の栄養価については、「青汁はどれも同じなの?」の項へ譲ります。

このページの先頭へ